恒温恒湿槽 スタンダード
高性能と安定性を両立した恒温恒湿槽
多分野で使用される恒温恒湿槽は、加速する開発競争に不可欠であり、故障などで止まらない耐久性を求められます。コスモピアハイテック製の恒温恒湿槽は心臓部に日立製スクロール圧縮機を搭載し、メイドインジャパンとして性能と安定性を両立しています。
高性能と安定性を両立した恒温恒湿槽
多分野で使用される恒温恒湿槽は、加速する開発競争に不可欠であり、故障などで止まらない耐久性を求められます。コスモピアハイテック製の恒温恒湿槽は心臓部に日立製スクロール圧縮機を搭載し、メイドインジャパンとして性能と安定性を両立しています。
数多くのラインナップから試験にぴったりな恒温恒湿槽を選択
試験評価では製品によってさまざまな温湿度やサイズを要求されます。コスモピアハイテックは温湿度範囲はもちろん、サイズも1000Lを超えてラインナップしています。また、省エネタイプや低湿度タイプ、二次電池充放電試験対応タイプなどもラインナップしており、お客さまの試験にぴったりな恒温恒湿槽をお選びいただけます。
信頼性を担保する耐久性
加速する開発競争環境の中、信頼性試験に不可欠な恒温恒湿槽が故障すると開発期間が伸びてしまう大きなリスクになります。コスモピアハイテックの恒温恒湿槽は全機種トルク変動の小さなスクロール圧縮機を搭載し、信頼性を高めています。
3タイプをご紹介
ベーシックタイプ
全機種スクロール圧縮機を搭載
| タイプ | 温度範囲 | 湿度範囲 (湿度付槽の場合) |
試験槽内容積 | ||||
| 227L | 306L | 408L | 800L | 1,000L | |||
| ベーシック | -20~+100℃ | 20~98%RH | 〇 | ー | 〇 | 〇 | 〇 |
| -40~+150℃ | 20~98%RH | 〇 | ー | 〇 | 〇 | 〇 | |
| -70~+150℃ | 20~98%RH | ー | 〇 | ー | 〇 | ー | |
トルク変動の小さい日立製圧縮機を採用し、優れた耐久性を実現しています。
全機種スクロール圧縮機を搭載
横にスクロールしてご覧ください。
| タイプ | 温度範囲 | 湿度範囲 (湿度付槽の場合) |
試験槽内容積 | ||||
| 227L | 306L | 408L | 800L | 1,000L | |||
| ベーシック | -20~+100℃ | 20~98%RH | 〇 | ー | 〇 | 〇 | 〇 |
| -40~+150℃ | 20~98%RH | 〇 | ー | 〇 | 〇 | 〇 | |
| -70~+150℃ | 20~98%RH | ー | 〇 | ー | 〇 | ー | |
トルク変動の小さい日立製圧縮機を採用し、優れた耐久性を実現しています。
概略仕様表 ベーシックタイプ
表下から、ご希望の仕様表を選択してご覧いただけます。
1:恒温恒湿槽 (温度範囲-20~+100℃)
2:恒温恒湿槽 (温度範囲-40~+150℃)
3:恒温槽 (温度範囲-20~+100℃)
4:恒湿槽 (温度範囲-40~+150℃)
5:恒温恒湿槽・恒温槽 (温度範囲-70~+150℃)
1:恒温恒湿槽 (温度範囲-20~+100℃)
2:恒温恒湿槽 (温度範囲-40~+150℃)
3:恒温槽 (温度範囲-20~+100℃)
4:恒湿槽 (温度範囲-40~+150℃)
5:恒温恒湿槽・恒温槽 (温度範囲-70~+150℃)
※運転可能範囲は、周囲温度0~40℃範囲内・電源電圧200V±10%範囲内です。
ここで運転可能範囲は、仕様表中記載の性能を満足することはできませんが、保護装置の作動により停止することなく継続して運転できる範囲を示します。
※性能は、次の条件により、一般社団法人 日本試験機工業会規格 JTM K 07/JTM K 09に準拠した値を示します。
(1)試験槽内は、無負荷・無試料とします。
(2)電源電圧は、200V±5%範囲内です。
(3)周囲温度は、5~35℃範囲内です。
ただし、「温度変化速度」「温度極値到達時間」は(4)、「温度範囲」下限温度到達は(5)によります。
(4)性能の内、「温度変化速度」「温度極値到達時間」の周囲温度条件は、23℃です。
(5)「温度範囲」下限温度に到達可能な周囲温度は、次によります。
MHH、MTH:EC-26は周囲温度5~30℃
EC-46・86・106は周囲温度5~35℃
HH、HT、LHH、LTH:全機種、周囲温度5~35℃
高性能タイプ
省エネ性能・温度変化性能・連続運転機能に優れています。
| タイプ | 温度範囲 | 湿度範囲 (湿度付槽の場合) |
試験槽内容積 |
| 高性能 | -40~+150℃ | 20~98%RH | 408L |
| 800L |
省エネ性を向上し消費電力量を低減
温度・湿度制御範囲の全領域において、冷凍機1のスクロール圧縮機(600W)をインバーター制御し、省エネ性能を向上しました。
(本装置は冷凍機を2台搭載しています)
省エネ性能・温度変化性能・連続運転機能に優れています。
| タイプ | 温度範囲 | 湿度範囲 (湿度付槽の場合) |
試験槽内容積 |
| 高性能 | -40~+150℃ | 20~98%RH | 408L |
| 800L |
省エネ性を向上し消費電力量を低減
温度・湿度制御範囲の全領域において、冷凍機1のスクロール圧縮機(600W)をインバーター制御し、省エネ性能を向上しました。
(本装置は冷凍機を2台搭載しています)
温度変化速度3℃/分を実現
温度変化(下降)時に冷凍機1、冷凍機2を同時運転することで冷凍能力が向上。
この性能により、上昇・下降ともに温度変化速度3℃/分を実現しています。
冷凍機1:メインで使用(インバータ制御)
冷凍機2:温度変化時および低温領域で使用
連続運転機能を標準装備
メイン冷凍機を単独運転する運転モードにおいて、メイン冷凍機の除霜運転中にサブ冷凍機がバックアップ運転することで連続運転を実現します。(このとき、メイン冷凍機はオフサイクル除霜を行います)この連続運転機能で効率的な評価試験が可能になります。
※本機能は、恒温・恒温恒湿制御ともに、乾球温度10~40℃の領域が制御対象となります。
※冷凍機の切替時に温湿度が変動する場合があります。
概略仕様表 高性能タイプ
表下から、ご希望の仕様表を選択してご覧いただけます。
1:恒温恒湿槽
2:恒温槽
※運転可能範囲は、周囲温度0~40℃範囲内・電源電圧200V±10%範囲内です。
ここで運転可能範囲は、仕様表中記載の性能を満足することはできませんが、保護装置の作動により停止することなく継続して運転できる範囲を示します。
※性能は、次の条件により、一般社団法人 日本試験機工業会規格 JTM K 07/JTM K 09に準拠した値を示します。
(1)試験槽内は、無負荷・無試料とします。
(2)電源電圧は、200V±5%範囲内です。
(3)周囲温度は、5~35℃範囲内です。ただし、「温度変化速度」「温度極値到達時間」は(4)、「温度範囲」下限温度到達は(5)によります。
(4)性能の内、「温度変化速度」「温度極値到達時間」の周囲温度条件は、23℃です。
(5)「温度範囲」下限温度に到達可能な周囲温度は、5~35℃です。
大型タイプ
液晶ディスプレイなどの大型製品の試験に対応
| タイプ | 温度範囲 | 湿度範囲 |
試験槽内容積 | 試験槽寸法 (W×D×H) |
| 大型 | -40~+150℃ | 20~98%RH | 1,500L | 1,000mm×1,500mm×1,000mm |
液晶ディスプレイなどの大型製品の試験に対応
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| タイプ | 温度範囲 | 湿度範囲 |
試験槽内容積 | 試験槽寸法 (W×D×H) |
| 大型 | -40~+150℃ | 20~98%RH | 1,500L | 1,000mm×1,500mm×1,000mm |
試験槽寸法を大型化し、50インチクラス液晶ディスプレイや太陽電池モジュールなど、大型製品の評価試験に対応しています。
試験槽寸法を大型化し、50インチクラス液晶ディスプレイや太陽電池モジュールなど、大型製品の評価試験に対応しています。
発熱負荷2kWに対応
高負荷モード時において、40℃/90%RHで2kWの発熱負荷に対応可能です。
発熱を伴う試験や、試料通電状態での評価試験も行えます。
使用電力の低減
冷凍サイクルを2つ搭載し、インバーター制御と定速制御の組み合わせを採用しました。低負荷試験時には、試験条件に応じた冷凍機制御により使用電力の低減を実現しました。
概略仕様表 大型タイプ
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| 項 目 | 恒温恒湿槽 | 恒温槽 | ||||
| EC-155MHHP | EC-155MTHP | |||||
性能※ |
温度範囲 | -40~+150℃ | ||||
| 湿度範囲 湿度付槽の場合 | 20~98%RH | ー | ||||
| 温湿度変動 (無負荷・無試料) |
+100.0℃以下 | ±0.3℃/±3.0%RH | ±0.3℃ | |||
| +100.1℃以上 | ±0.5℃ | ±0.5℃ | ||||
| 温湿度勾配 (無負荷・無試料) |
+100.0℃以下 | 4.0℃/10.0%RH | 4.0℃ | |||
| +100.1℃以上 | 5.0℃ | 5.0℃ | ||||
| 空間温湿度偏差 (無負荷・無試料) |
+100.0℃以下 | 3.0℃/8.0%RH | 3.0℃ | |||
| +100.1℃以上 | 4.0℃ | 4.0℃ | ||||
| 温度変化速度 (無負荷・無試料) |
下降 | 1.0℃/分(+131から-21℃まで) | ||||
| 上昇 | 2.0℃/分(-21から+131℃まで) | |||||
| 温度極値到達時間 (無負荷・無試料) |
下降 | 70分以内(+20から-40℃まで) | ||||
| 上昇 | 50分以内(+20から+150℃まで) | |||||
| 試験槽内容積 | 1,500L | |||||
| 項 目 | 恒温恒湿槽 | 恒温槽 | ||||
| EC-155MHHP | EC-155MTHP | |||||
性能※ |
温度範囲 | -40~+150℃ | ||||
| 湿度範囲 湿度付槽の場合 | 20~98%RH | ー | ||||
| 温湿度変動 (無負荷・無試料) |
+100.0℃以下 | ±0.3℃/±3.0%RH | ±0.3℃ | |||
| +100.1℃以上 | ±0.5℃ | ±0.5℃ | ||||
| 温湿度勾配 (無負荷・無試料) |
+100.0℃以下 | 4.0℃/10.0%RH | 4.0℃ | |||
| +100.1℃以上 | 5.0℃ | 5.0℃ | ||||
| 空間温湿度偏差 (無負荷・無試料) |
+100.0℃以下 | 3.0℃/8.0%RH | 3.0℃ | |||
| +100.1℃以上 | 4.0℃ | 4.0℃ | ||||
| 温度変化速度 (無負荷・無試料) |
下降 | 1.0℃/分(+131から-21℃まで) | ||||
| 上昇 | 2.0℃/分(-21から+131℃まで) | |||||
| 温度極値到達時間 (無負荷・無試料) |
下降 | 70分以内(+20から-40℃まで) | ||||
| 上昇 | 50分以内(+20から+150℃まで) | |||||
| 試験槽内容積 | 1,500L | |||||
※運転可能範囲は、周囲温度:0~40℃・冷却水入口水温:5~38℃、電源電圧:定格±10%以内です。
※性能は、次の条件により、一般社団法人 日本試験機工業会規格 JTM K 07/JTM K 09に準拠した値を示します。
(1)無負荷・無試料
(2)電源電圧:定格±5%以内
(3)周囲温度:5~35℃・冷却水入口水温:15~30℃
ただし、「温度変化速度」「温度極値到達時間」は、周囲温度23℃・冷却水入口水温25℃の場合を示します。